私の不思議体験。
今回は、私の不思議体験について書いてみます。
みなさん、『敦煌』(とんこう)という映画をご存知でしょうか。
『敦煌』は、1989年の第12回日本アカデミー賞で複数受賞した映画で
原作は井上靖さんの小説「敦煌」です。
ご興味のある方は、よろしければ下にリンクを貼りますので
チェックしてみてくださいね。
さてさて、場面は私が高校三年生だったとき。
大学入試に向けて、受験勉強。
目指すは、とある私立大学。
受験科目は、国語、英語、世界史。
世界史の中でも中央ユーラシア、シルクロードにロマンを感じていた私、
新聞かナニかで『敦煌』という映画の宣伝を見て
しばらく気になっていました。
(あー。ここで歳がバレますね(笑)。)
あ、感の良い方は、このあと何が起こるか、
大体予想はついておられると思いますが(笑)
良かったら、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
ある日の午後、
受験勉強の息抜きに、横浜か関内あたりだったと思いますが
『敦煌』を観に、一人で出かけました。
砂漠を舞台とした、大スペクタクル!!
神秘的な美しい映像、そして教科書にも出てきた地名や民族。
受験生の脳裏に、その映像は鮮やかに焼き付いたのでした。
そして、大学受験に突入。
すべり止めに何校か受験し、
とうとう、第一志望校受験の日がやってきました。
緑が美しい、レンガでつくられた憧れの校舎。
歴史を感じる匂い。
座る机の前後左右には、参考書を直前まで読んでいる、
私と同じ受験生。
時が来て、世界史のテストが始まりました。
解答用紙に名前を書いた後、
まずは、最初から最後まで全体をつかむために
パラパラとページをめくったところ・・・
なんと、
多くのページが『敦煌』の世界から出題されているではないですかっ!!
そして後日、その大学の掲示板に、自分の受験番号を見つけたのでした。
あの午後、ふらっと息抜きに『敦煌』を観に行っていなければ・・・。
ありがとう、神様。
[おまけ]
大学に入ってからテレビ観覧のバイトでクイズ番組を観に行き、
観覧者参加のクイズで「パチンコ」がテーマになり、
「パチンコ台の釘は何本あるか?」という問題で
なぜか勝ち残ってしまい、ダイヤの指輪を賞品でいただいた、
という不思議体験もありましたっけ。
「釘の数、覚えるほどパチンコやってたんか?姉ちゃん。」
と、自分の中のおっちゃんがツッコミを入れますが、
パチンコは、すごく小さい頃、田舎に行ったときに
おじちゃんに連れて行ってもらったきりだったんですけどねっ。